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冷蔵庫、クーラー、自動販売機の冷媒として、また発泡ウレタンや精密機械の洗浄剤として使われていたフロンガスなどによってこのオゾン層が破壊され、有害な紫外線が地上に届くようになりました。フロンは元々自然界にはなかった物質ですが、1928年に人間によって発明され、当時「夢の化学物質」と呼ばれていました。このように、35億年もかけて作られた大自然のシステムが、わずか数十年で破壊が進んでいます。

フロンとオゾン層破壊の関連性を初めて発見したのはアメリカの科学者ローランド博士で、1974年に「フロンは極めて危険であり、すぐにでも全廃が必要である。このままフロンを使い続けると、10年後にオゾン層に穴が開き、20年後には人体にも影響が出る。30年後には取り返しのつかない事態になる」と警告しました。そして1985年に初めてオゾンホールが南極上空で確認されました。その大きさは日本の面積と同じくらいということでした。今のところ、経過は博士の予測通りになっています。しかし、このままではいけないということで、オゾン層を保護するための以下の2つの国際的な枠組みが採択されました。

・オゾン層の保護のためのウィーン条約(1985年3月22日)

・モントリオール議定書(1987年9月16日)
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私たちの住む地表から上空11km辺りを「対流圏」といいます。対流圏の上空50㎞を「成層圏」といいます。成層圏の上空30㎞を「中間圏」といい、それより上空を「熱圏」、そのまた上空を「大気圏」といい、熱圏と大気圏の境目ははっきりとしていません。地球と宇宙の間にはこの4つの空間があります。

オゾン層は成層圏にあり、とりわけ地上15km~35kmのオゾンの密度が高いところのことをいいます。オゾン層がなければ有害な紫外線がそのまま地上に降り注ぎ、生物は地上では生存できないため、オゾン層は「地球の宇宙服」と呼ばれています。

紫外線は波長によって、次の3つに分類できます。
・長波長紫外線(波長320~400ナノメートル)
・中波長紫外線(波長280~320ナノメートル)
・短波長紫外線(波長190~280ナノメートル)

長波長は、私たちが健康的に日焼けを起こすような紫外線、中波長は軽い炎症を起こすような紫外線です。そして短波長は皮膚がんや白内障や免疫障害を起こす可能性が高くなる、有害な紫外線です。オゾン層はこの有害な紫外線を吸収し、地上の生物を守っています。オゾン層がなければ・・と考えるとゾッとしますね。

オゾンは元々、地球には存在しませんでした。そのため、太陽からの紫外線がまともに降り注ぐ地上では生き物は生存できず、紫外線の届かない海の中にいました。やがて光合成ができる藍藻類が現れて、二酸化炭素から酸素を作り始めました。海中からプクプクと酸素の泡が地上に届き、酸素が成層圏まで届くようになると、太陽からの紫外線を受けた酸素がオゾンになり、実に35億年という歳月をかけてオゾン層が作られました。酸素には2つの酸素原子からできた分子(O2)ですが、オゾンは3つの酸素原子からなる分子(O3)です。つまりオゾン層は酸素からできています。
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2007.07.05 オゾン療法
医療技術は日進月歩で進んでいますが万能ではありません。そして最先端の医療技術を以ってしても治癒しない事態に至ったとき、オゾンによる治療が効果を出したという臨床事例が出てきました。しかしながら従来の医療を無視することはできず、オゾンによる治療は”特効薬”として考えることはできません。その効果はこれからの研究に期待できるでしょう。

そして研究は始まっています。94年には、オゾン治療に興味を持った医師や研究者たちが集まり、日本医療・環境オゾン研究会が立ち上げられ、96年、国内外のオゾン治療の症例が「医療とオゾン」にまとめられて発行されました。ここではこれを参考にしながらオゾン治療の最前線を見てみましょう。
オゾン層はもちろん人工ではなく、35億年という途方もない歳月をかけて自然が造り上げたものです。これからの私たちの生活に必要不可欠になるであろうオゾンは、自然ではどのように作られ、人工ではどのように作ることができるのでしょうか。また光化学スモッグの発生はオゾンと深い関係があるので、合わせて紹介します。

私たちの生活はこの100年間で、もの凄く快適になりました。しかし、その経済発展のツケが地球温暖化という形になって返ってきました。21世紀はテクノロジーの発展と環境問題はパラレルに考えていかなければなりません。むしろコストがかかっても環境を優先した取り組みが奨励されていくでしょう。その流れの中で、オゾンはテクノロジーの発展にも、そして環境問題にも救世主となる存在かもしれません。
2007.07.05 オゾンの性質
オゾン層の役割はよく知られていますが、オゾンそのものの性質はまだ広く知られていません。しかし、オゾン層が私たちに必要なものであるように、オゾンもまた私たちにとって重要なものです。オゾンにはどんな働きがあるのでしょうか。
2007.07.03 オゾンとは
オゾンの分子記号はO3です。つまり、酸素原子が3つ集まってできた物質です。オゾンといえば、オゾン層を連想しますが、オゾン層も酸素からできています。

オゾンの性質は、脱臭・脱色・殺菌です。何だか私たちの生活にとても役に立ちそうですね。そして実際役に立ちます。最近、オゾンを利用した洗濯機が登場しましたが、これはオゾンのこのような性質を上手く応用しています。

オゾン(O3)は、すぐに酸素分子(O2)と酸素原子(O)に分かれようとする不安定な性質があります。オゾンから分離した酸素原子(O)は周りにある物質に取り付いて、酸化・分解してしまいます。

これは、フッ素に次ぐ強力な酸化力です。おおよその細菌は、オゾンの酸化力で酸化・分解され殺菌されます。トイレの臭いも消してしまいます。

その殺菌力は塩素の6倍、細菌・雑菌を死滅させるスピードは300倍という威力を持ちます。そしてオゾンの刺激臭は、ゴキブリ、ネズミ、シロアリ、ダニなどに忌避行動を起こさせます。また、これらの害虫が分泌するフェロモン(他の個体の反応を誘引する分泌物)を強力な酸化作用で分解するため交信不能となり、害虫の繁殖を大幅に減らすことができます。その場で駆除するわけではないので、死骸も残らず衛生的です。

オゾンの素晴らしいところは、酸素からできているために、有毒物質の残留性がまったくないということです。洗剤や薬品によって殺菌しても、使いすぎると二次汚染を引き起こしてしまいます。オゾンはその点、使いすぎても過剰な分は自然に酸素に戻ります。

オゾン(Ozone)の名前はギリシャ語の「臭う(Ozein)」に由来するといわれ、名前のとおり独特な刺激臭に特徴があります。コピー機nやテレビのブラウン管など、高電圧を使う機器の側で生臭いニオイを嗅いだことがある方は、それがオゾンのにおいです。
文字色オゾンの役割

強調文
古代の地球には、酸素がなく、生物はまだ海の中だけに生息していました。やがて光合成ができる植物が海の中に現れ、酸素を吐き出していきました。海面からは酸素の泡がブクブクと泡立ち、長い年月をかけて地球の表面全体に酸素が充満しました。
酸素が上空数十キロまで届くようになると、酸素は太陽からの紫外線を受けて化学反応を起こし、オゾンが作られました。この上空で生成されたオゾンがやがてオゾン層になりました。オゾン層ができるまで、35億年の月日がかかりました。
紫外線には長波長・中波長・短波長の3種類があり、長波長は私たちが健康的に日焼けする程度の紫外線です。中波長は炎症を起こすくらいの紫外線です。そして短波長が有害で、この紫外線を浴びると白内障やガンになる確率が非常に高くなります。
オゾン層はこの短波長の紫外線を吸収して、地上の私たちを守ってくれています。もしオゾン層がなければ、有害な紫外線が降り注ぎ、地上の生物は生きていけません。それだけ大切なものなのです。
初めてオゾンホールが発見されたのは1985年の南極ですから、既に20年以上が経っています。その間にもオゾンホールは大きくなり、深刻な問題になっています。
2007.07.03 オゾン
オゾンとは?
人為的に生成されたものでなく、太古より自然界に存在していた気体物質です。海辺や森林など、空気が爽やかなところにはオゾンが存在し、人間に快適な環境を提供してくれています。
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